蝉の大合唱が続く毎日ですが、本日は涼やかに開花している「ハス」のご紹介です。7月の誕生花でもある「ハス」の花は、水の花と言われる通りホテルや商業施設などお客様を迎える演出として、この時期多くの場所で飾られるのを目にします。また、市の花として関西では滋賀県守山市でも採用されていますが、インド、スリランカ、ベトナムの国花でもあります。写真のハスの花は、京都 南禅寺 近くで撮影したものですが、毎年息子の懇談会のため、少しはやめに出かけ観賞するのが、ここ数年、この時期ならではの私の楽しみのひとつです。池に広がる「ハス」の花は、つぼみやふっくらと開いたもの、完全に開ききり蜂の巣のような「ハス」の花托が見えているもの、水をはじく葉には水球がコロンと転がり、浄化された空気が、まるで葉と花の上を歩けるような錯覚に陥ってしまうほど美しく感動しました。さて、ハス科 ハス属 多年生水生植物の「ハス」は地下茎が「蓮根(レンコン)」であることはご存じの方も多いと思います。蜂の巣のような花托は、この形状を見立てて「はちす」から「はす」と転訛したそうですね。時折、商業用ディスプレイでハスの花托のドライが並べられているので、またご覧になってみてください。
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