Zantedeschia Spreng 　カラー

 本日は渋い紫のカラーをご紹介します。　サトイモ科　オランダカイウ属　南アフリカ原産の「カラー」は、江戸末期にオランダより日本にもたらされ、球根の形状が芋に似ていることから「海を渡ってきた芋」から「カイウ（海芋）」の意味から別名「オランダカイウ」と言われます。現在、我が家の庭には湿地性のカラー「ウェディングマーチ」と畑地性のカラー「カリフォルニアカラー」が育っていますが、写真は鮮やかな濃紫が美しい後者です。特徴は、苞の中にある黄色の芯のようなものが花、その周りを取り囲む花のようなものは萼（ガク）が変化した仏炎苞（フツエンホウ）という苞であること。
英名のCalla、Calla lilyは修道女の服の襟（カラー）をイメージしてつけられたそうです。
花言葉は「素敵な美しさ」「夢のように美しい」。